区では、区道や区立公園など公共の雨水マスに対して、蚊の幼虫(ボウフラ)から成虫への成長を抑える薬剤を散布し、発生総数を減らす対策を行っています。しかし、蚊は小さな水たまりでも、1週間ほど水がたまる場所であれば簡単に発生します。

■水が溜まっていませんか?
1週間に1度は以下の発生源をチェックし、不要な水たまりはなくしましょう。また、なくせない水たまりは定期的に清掃や水の交換を行いましょう。一人ひとりの対策が蚊の発生予防につながります。
・プランターや植木鉢の受け皿
・空き缶、ビン、ペットボトル
・雨よけシートのたるみ
・放置された古タイヤ
・詰まった雨どい、側溝

■自分の身を守る方法
蚊の発生時期は蚊を寄せ付けないように、個人で身を守る対策を行うことが重要です。成虫に殺虫剤を散布することは一時的な効果でしかなく、薬剤による健康被害が心配されます。むやみな使用は止め、刺されないような対策をしましょう。
・窓には網戸を取り付け、破れがないか点検する。
・ドアや窓の開け放しに注意する。
・肌の露出を少なくする。露出した皮膚には、虫よけスプレーを使用する(用量・用法を守りましょう)。
※蚊に刺されてから数日後に、軽度の発熱、発疹、結膜炎、筋肉痛、関節痛、倦怠感、頭痛などの症状が見られた場合は、早めに医療機関を受診してください。

問い合わせ：
[蚊の対策に関すること]北区保健所生活衛生課環境衛生【電話】3919-0720
[蚊媒介感染症に関すること]北区保健所保健予防課結核感染症係【電話】3919-3102