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ハチとの上手なつき合い方

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東京都北区

気候が段々暖かくなり、ハチが巣作りを始める季節となりました。本来、ハチは草花の受粉を助け、毛虫や樹木害虫を食べてくれる益虫です。日常生活に支障がなければ、自然の生態系を守るためにもそっと見守ってあげましょう。
例年、アシナガバチとスズメバチの相談が数多く寄せられます。どちらも比較的大型のハチですが、飛び方や巣の形状で見分けることができます。

■アシナガバチ
スマートな体型で、フワリと飛びます。巣はお椀を伏せた形で、六角形の巣穴がいくつもあります。アシナガバチは、巣を刺激したり、手で振り払ったりしなければ、刺されることはほとんどありません。市販の殺虫剤で巣を撤去することもできます。

◇殺虫剤による巣の撤去方法
(1)夕方暗くなって、ハチが巣に戻っていることを確認する。周囲の明かりは消す。
(2)巣にゆっくり近づき、少し離れた風上から市販の殺虫剤を20秒~30秒吹きかける(巣の真下には行かない)。
(3)翌日の明るい時間帯に、生きているハチが巣にはり付いていないか、飛んでいないか確認する。
(4)棒などで巣を落とし回収する。
※詳しい方法はお問い合わせください。

■スズメバチ
寸胴な体型で、直線的に飛びます。巣穴は一つで、一輪ざしの花瓶を逆さまにした形をしています。攻撃性が高いため、巣の撤去は困難で危険を伴います。区では、個人宅の敷地内にできたスズメバチの巣に限り、殺虫業者を派遣し、公費で巣を撤去します。スズメバチの巣ができた場合は保健所にご連絡ください。

問い合わせ:北区保健所生活衛生課環境衛生
【電話】3919-0720

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