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令和3年度 歳入歳出決算が認定されました(2)

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東京都北区

■新型コロナウイルス感染症対策
国や都の財源なども活用し、区民や事業者等に対するさまざまな新型コロナウイルス感染症対策に取り組みました。令和4年度も引き続き、新型コロナ対策に取り組みます。

◇令和3年度の主な新型コロナ対策事業
(1)検査体制・医療提供体制の強化…22.0億円
PCR検査体制の強化、自宅療養者への支援、医療機関への緊急支援等

(2)ワクチン接種体制等の確保…45.6億円
新型コロナワクチン接種に向けた取組

(3)新型コロナ感染防止対策…2.7億円
感染症対策物品等の購入、3密対策等

(4)区民生活・経済活動への支援…85.3億円
中小企業事業継続支援事業の創設、子育て世帯や住民税非課税世帯等への臨時特別給付金の給付等

(5)行政のデジタル化、キャッシュレス化など…24.9億円
区内中小企業者キャッシュレス決済ポイント還元事業実施等

合計…180.5億円

■令和3年度の主な事業
令和3年度に行った主な事業を、北区基本計画2020と北区中期計画(令和2~4年度)に基づき、「3つの優先課題」に沿ってお知らせします。

◇地震・風水害に強い安全・安心なまちづくりに全力
・大規模水害への対応強化…3,024万9千円
荒川等が氾濫した場合に備えて、洪水ハザードマップの改定や高潮ハザードマップの作成、「大規模水害避難行動支援計画」策定に向けた検討に着手したほか、マイ・タイムライン作成講座を拡充

◇長生きするなら北区が一番
・高齢者施策のさらなる展開に向けて…1億2,569万1千円
「いきがい活動センターきらりあ北」において、就労的活動の支援などを実施。また、各種施策を構築する上での基礎資料としていくため、高齢者の生活状況などを把握する調査を実施

◇子育てするなら北区が一番
・妊娠期から子育て期の切れ目のない支援…6,647万3千円
産後デイケア事業の利用期間及び実施施設を拡大するとともに、3歳未満の多胎児がいる世帯を対象に家事・育児支援事業を開始するなど、サポート体制を整備

◇その他
・応援サポーター基金の活用…200万円
病児・病後児保育への支援を実施。また、渋沢栄一翁の副読本を作成し、小・中学校へ配布

■ふるさと納税により区民税18億円が流出
ふるさと納税は、ふるさとや地域団体のさまざまな取組を応援する仕組みとして、創設されました。しかし、ワンストップ特例制度や自治体間の返礼品競争による返礼品目的の寄附が増え、北区においても令和4年度の特別区民税が約18億円の流出が見込まれます。
ふるさと納税による減収額は、北区など特別区では国からの地方交付税による補填がないため、特別区民税は純減となります。区民のために使われるはずの税金の流出は、区民サービスの低下を引き起こしかねません。このため、国に制度の見直しを求めています。

■令和3年度北区決算にみる1,000円の使い方
・高齢の方や障害のある方などのために…322円
・保育園や児童館の運営などに…224円
・小学校、中学校、幼稚園などの運営に…106円
・安全・安心、防災対策や区民施設の管理運営などに…93円
・健康づくりや健康診断などに…70円
・公園や道路の整備などまちづくりに…61円
・清掃事業や環境・リサイクル対策などに…31円
・商工業の振興などに…20円
・特別区債の償還などに…19円
・図書館、体育施設の運営などに…17円
・区議会の運営に…4円
・その他(基金の積立など)…33円
※1,000円の使い方には、職員給与費として計133円がそれぞれの目的に含まれています。

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