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令和3年度 歳入歳出決算が認定されました(1)

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東京都北区

皆さんが納めた税金や国・東京都からの補助金・交付金などが区の収入としてどのくらい入り(歳入)、それをどのように使ったか(歳出)を示すことを決算といいます。
地方自治法の規定により監査委員の審査を経たのち、9月9日から10月7日にかけて開かれた北区議会定例会において、令和3年度の一般会計及び特別会計の歳入歳出決算が認定されました。

《監査報告から》
地方自治法の規定により審査した結果、計算はすべて正確に行われ、過誤なく収支は命令に符合していました。また、事務手続きは、法令に違反していないものと認められました。
東京都北区監査委員

■一般会計決算の概要
◇歳入総額…1,747億1,427万6千円〔収入率97.6%〕
※収入率…予算総額に対する収入済額の割合

歳入決算額は1,747億1,427万6千円、対前年度比172億6,607万1千円、9.0%の減となりました。特別区交付金が市町村民税法人分の増収などにより、42億616万8千円の増となった一方、国・都支出金が特別定額給付金給付事業の終了などにより、253億2,400万4千円の大幅な減となったことなどによるものです。

◇歳出総額(目的別)…1,660億36万5千円〔執行率92.7%〕
※執行率…予算総額に対する支出済額の割合

歳出決算額についても1,660億36万5千円、対前年度比190億9,337万4千円、10.3%の減となりました。新型コロナウイルス感染症対策におけるワクチン接種の実施などにより衛生費が増、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金給付事業の実施などにより福祉費が増となった一方、特別定額給付金給付事業の終了などにより総務費が大幅な減となったことなどによるものです。

■普通会計決算の概要
歳出総額(性質別)普通会計ベース…1,650億8,999万6千円

北区の会計を普通会計ベース(※)で性質別に見ると、特別定額給付金給付事業の終了などに伴い、その他経費(補助費等、物件費、繰出金など)の割合が前年度から8.8ポイント低下し、39.2%と大きく減少したことから、義務的経費(人件費、扶助費、公債費)の割合は前年度から9.4ポイント上昇し、52.2%となりました。
なお、実質的な義務的経費である、医療・介護保険等に係る特別会計への繰出金を加えると、60.9%になります。
また、道路・公園などの土木施設や教育施設などの建設事業に係る経費である投資的経費は、シルバーピア滝野川の建設費が事業終了に伴い皆減となったことなどから、前年度から0.6ポイント低下し、8.6%となりました。
※普通会計とは地方公共団体ごとに少しずつ異なる会計の項目を、統一的な基準で分析できるよう再構成したものです。

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