◆毎年6月は「食育月間」、毎月19日は「食育の日」です
「食育」とは…さまざまな経験を通じて食に関する知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることです。区では、平成31年3月に食育推進計画を改定し、区民の生涯にわたる心と体の健康づくりのため、積極的に食育を推進しています。そこで、区民の皆さんに実践していただきたい、行動目標の一部をご紹介します。
(1)主食・主菜・副菜がそろったバランスのよい食事をとる
栄養のバランスをととのえるため、主食・主菜・副菜をそろえましょう。
主食:ごはん・パン・麺類など
主菜:魚・肉・卵・大豆製品のおかず
副菜:
・汁ものは具だくさんで1日1杯程度
・野菜・きのこ・海藻のおかず
(2)食品摂取の多様性を高める
10食品群からまんべんなく食べると、栄養をバランスよく摂取することができます。
▽毎日食べたい、10食品群!
・肉
・魚介
・卵
・牛乳・乳製品
・油脂
・大豆・大豆製品
・緑黄色野菜
・海藻
・いも
・果物
(3)野菜をたっぷりとる
1日にとりたい野菜の量は、成人で1日350g以上です。区民の約7割が140g以下で、野菜の摂取量が不足しています(※)。小鉢料理1つは約70g分です。小鉢5つ以上を目標にとりましょう。
(※)健康づくりに関する意識・意向調査報告書(平成30年3月)より
▽350gって?
・料理にすると小鉢5つ分です。
・生の状態だと両手に山盛り1杯分です。
●ウイルスに負けないからだをつくろう
特定の栄養素を意識して、食べ物やサプリメントを取り入れるだけでは、免疫力は上がりません。体重や筋肉を減らさないことが大切です。エネルギーやたんぱく質、ビタミン、ミネラルが不足しないよう、主食・主菜・副菜をバランスよく食べましょう。
北区ホームページでは、野菜たっぷりなヘルシーレシピを公開しています。日ごろの食事づくりの参考にしてみてはいかがでしょうか。
区では、区民の健康づくりに関する包括連携協定を結んでいる味の素(株)と、野菜摂取量の増加のための普及啓発などに、共同で取り組んでいきます。事業の開催に合わせて北区ニュース等でお知らせします。
※食育推進計画についての詳細は、北区ホームページなどで「北区ヘルシータウン21(第二次)後期5か年計画」をご覧ください。
問合せ:
健康推進課王子健康支援センター【電話】3919-7588
赤羽健康支援センター【電話】3903-6481
滝野川健康支援センター【電話】3915-0184
健康づくり推進係【電話】3908-9068
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