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【特集号】特別インタビュー!大河ドラマ館と渋沢栄一翁のまち北区を盛り上げる仕掛け人!-3-

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◆大河ドラマ館周辺装飾
飛鳥山公園を渋沢翁のテーマパークに!

・株式会社岩淵家守舎 代表取締役 織戸龍也さん
Q.装飾への思い、見どころを教えてください。
駅周辺から園内装飾、飛鳥山テーマパークを意識したチケット売り場・観光案内所から大河ドラマ館に入場までの道中もお楽しみください。北区飛鳥山博物館入口の天井面は幅9m奥行10m、圧巻のグラフィックです!公園奥に進むとおみやげ館に辿り着き、しぶさわくんのポップな空気感やフォトスポットが迎えてくれます。

Q.苦労したところ、やりがいはどのようなところでしたか?
工程とコスト管理は大変でしたが、各管理部署との調整や許可を得ながら全体のデザイン構成のバランスを整え、公民連携によるそれぞれのリソースをしっかりと活かしながら同じビジョンに向けて毎日遅くまで意見を交わし合い、オープン当日の朝を迎えた時は感無量でした。

Q.今後北区と一緒に取り組んでいきたいことはありますか?
「みんなが暮らし続けたいまち北区」にするために、ハード面もソフト面も公民学で連携したチーム北区による新しい北区のまちづくりです。魅力的な公園や河川の整備計画、新庁舎計画や駅前開発など大きなことから身近な地域防災の話まで、現在のいわゆるコロナ世代と呼ばれる子どもたちの未来につながる仕組みを北区と共に作っていきたいです。
また、この王子飛鳥山を中心として盛り上がりを見せ始めた渋沢栄一のレガシーを残す北区ブランドの醸成を、皆さまと一緒に考えていきたいです!

◆洋紙発祥の地碑 壁面装飾
洋紙発祥の地・王子をわかりやすく解説します!

・有限会社Kプランニングきたシティ制作室 編集長 桐生靖子さん
Q.洋紙発祥の地碑付近の装飾について、取組みのきっかけを教えてください。
当社が発行しているタウン紙「きたシティ」は元々、北とぴあのオープンに合わせ、王子界隈の有識者が立ち上がり、渋沢翁が日本最初の洋紙製造工場を操業した洋紙発祥の地を実証するために発刊した街情報新聞です。
この度、渋沢翁の事績を広く伝えるため、なぜ洋紙製造の地に王子を選び飛鳥山に住んだのか、史実を刻んだ「洋紙発祥之地」碑を”遺産名所の場”とする企画を提案し、日本製紙総合開発株式会社さまのご協力のもとで実現しました。

Q.渋沢翁と北区に関して今まで取組まれてきたことを教えてください。
平成18年に、渋沢史料館さまへ渋沢翁の思いを現代に活かす講演会を提案し、井上館長出前講演会がスタートしました。また、王子飛鳥山発のイメージ作りのため、世界中の人たちからの渋沢翁晩年の呼称「グランド・オールドマン」をシルエット化し、賛同店に設置しおみやげ品も開発。
昨今では、渋沢翁が登場した平成28年のNHK連続テレビ小説の放送を機に、渋沢栄一クイズラリーを開催。以後、老舗の店主たちと会を結成し、クイズラリー・街中史料館出前パネル展・訓言巡りを継続しています。

Q.渋沢翁と北区への思いを教えてください。
「きたシティ」発刊当初、渋沢翁の事績を継ぎ行動を興した、北区を愛する商店主、企業・金融・専門学校・医療関係者、記者等諸先輩から渋沢精神を受け継いだ情熱と忠恕(ちゅうじょ)の心を地域へつなげていけたらと思っています。

◆サンスクエア
懸垂幕でPR!ユニークな自販機や特別メニューも

・141 OUJI TABLE 店長 小浦寛之さん
・Top’s KEY’S CAFE 田中梨桜さん
Q.渋沢翁と北区に対する思いをお聞かせください。
明治8年、渋沢翁は王子の地に抄紙会社の工場を建設し、当地は日本の洋紙発祥の地となりました。その後、長い年月を経て、現在は日本製紙総合開発株式会社が運営する複合商業施設「王子駅前サンスクエア」となっています。渋沢翁がいたからこそ存在している会社と言っても過言ではありません。サンスクエアは令和4年12月で50年目に突入しますが、これは北区民の皆さまにご愛顧いただいているおかげです!

Q.今後どのように盛り上げていくか、展望をお聞かせください。
サンスクエアのレストラン「141 OUJI TABLE」と「Top’s KEY’S CAFE」では、大河ドラマの放送に合わせ、渋沢翁にちなんだ特別メニューを提供しております。また、様々なメディアで取り上げられた「北区の自販機」での“渋沢グッズ“や北区関連商品の取扱いなど、新1万円札の顔となる渋沢翁の魅力PRを継続してまいります。

       

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