サバ・アジ・カツオなどの身近な魚介類にはアニサキスという寄生虫がおり、生食による食中毒が多発しています。
◆アニサキスとは
目で確認できる:体長約2センチ、半透明白色の糸くず状の寄生虫
200種以上の魚介類に寄生:多くが内臓に寄生し、時間の経過に伴い筋肉(刺身部分)へ移動
激しい腹痛を引き起こす:喫食後8時間程度でみぞおちあたりに激しい痛みをもたらす
◆予防方法
(1)十分加熱する:60℃で1分、もしくは70℃以上で加熱すると死滅します。加熱調理が最も効果的です。
(2)冷凍する:-20℃で24時間以上冷凍すると死滅します。食酢での処理、塩漬け、醤油やわさびでは死滅しません。
(3)目で見て取り除く:アニサキスは目視で確認できます。調理前に明るいところでよく見て、取り除きましょう。
問合せ:北区保健所生活衛生課食品衛生担当【電話】3919-0726
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