今年度は、北区の文化にスポットをあててご紹介します。

◆ぎゅぎゅっと知っ得!～飛鳥山3つの博物館～
日差しが強くなるこれからの季節。ぶらり散歩に飛鳥山3つの博物館巡りがおすすめです。まず、北区の歴史がまるごとわかる「北区飛鳥山博物館」は、地形の成り立ちから始まり、自然や環境と向き合い連綿と営まれてきた人々の暮らしぶりが実感できます。発掘された土器・石器、実物大の復元模型や映像資料などを通して、北区の歴史にタイムスリップしてみませんか。
つぎに、渋沢栄一の提唱によって設立された抄紙会社が、明治8年にこの地に開業したことで、日本の洋紙発祥の地として知られる王子。世界有数の紙専門の博物館「紙の博物館」では、紙にまつわる様々な歴史を、その変遷とともに伝えています。
そして、「渋沢史料館」では、近代日本の経済社会の基礎を作ったことで知られる渋沢栄一の事績と志の足跡を辿ることができます。
また、旧渋沢庭園内にある大正時代建築の「晩香廬」と「青淵文庫」も必見です。どちらも賓客をもてなす在りし日の栄一の面影を偲ばせます。
一見すると、それぞれが異なる特徴を持った3つの博物館ですが、じっくり観覧すると様々な関わりが見えてきます。知っているようで知らなかった北区の再発見を、ぜひ、飛鳥山3つの博物館で体感してみてはいかがでしょうか。
※北区飛鳥山博物館は、7月2日(月)～6日(金)まで燻蒸のため休館となります。

問合せ：広報課【電話】3908-1102