カラスは繁殖期(3月から7月頃)になると、巣を作り、卵を産んでヒナを育てます。この時期、親鳥が卵やヒナを守ろうとして、近くを通る人を威嚇したり攻撃したりすることがあります。
◆巣を作らせないために
・庭木をせん定して見通しをよくする
・巣作りの材料となる針金製のハンガーをベランダなどに置いたままにしない
・ごみ出しのルールを守る
◆カラスの攻撃を避けるために
カラスは後ろから人の頭をめがけて飛んできます。
・傘をさしたり、帽子をかぶったりして頭を守る
・巣やヒナにできるだけ近づかない、巣を長時間観察しない
◆カラスの巣の撤去について
民有地にカラスの巣があり、繁殖期に親鳥から威嚇・攻撃があった場合、区で巣の撤去を行います。条件がありますので、お困りの場合はご相談ください。
※公的住宅・公園・道路(街路樹)・JRの敷地・電柱の巣は当該施設の管理者にご相談ください。
[巣の撤去の条件]
(1)繁殖期に威嚇・攻撃などの被害がある
(2)巣の位置が確認できている
(3)巣がある樹木などの所有者や管理者の承諾がある
※巣を作った直後に撤去すると、数日のうちにまた巣を作ってしまうことがあります。卵を産んだ後に撤去することが効果的なため、相談を受けてから撤去するまでに時間がかかる場合があります。
※野生の鳥獣や卵を捕獲するには鳥獣保護管理法に基づく許可が必要となりますのでご注意ください。
問合せ:環境課自然環境みどり係 【電話】3908-8618
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