高齢になり年齢と共に身体機能が低下した際、転倒などの事故が多く発生しています。骨折など重症化につながりやすいので、特に注意が必要です。
●転倒はあらゆる場所で発生します
・カーペットにつまずいて転倒して両手をついたら、手首を骨折し入院した。
・夜にトイレから戻ったとき、布団に引っかかり転倒した。
・階段が終わったと錯覚し、下から二段目から転落した。足の指をひねり通院した。
・スリッパで風呂場に入って転倒し、尾てい骨を強打した。
・玄関から家に入るとき、靴が脱げきらず前のめりになり、床に顔から転倒した。
●事故を防ぐ工夫高齢者の事故は、本人だけでなく高齢者を見守る人も事故の防止を意識し、工夫をすることが大切です。
・床に物を置かない
・部分的な敷物を敷かない
・段差が見えやすいようにテープを貼る
・手すりや踏み台を使用する
・靴を脱ぐときは、玄関に椅子を置くなどして一旦座る
・適度な運動で筋力の低下を抑える
●高齢者の転倒・転落事故を防止するための3つのポイント
(1)生活環境を確認
段差など高齢者にとって危険となる箇所を減らしたり、転倒しても大ケガに至らない工夫をしましょう。
(2)身体の状態を確認
加齢による身体機能の低下、転倒につながりやすい特定の疾患、薬の副作用による転倒の可能性など身体の状態について確認しましょう。
(3)事故時の対処方法を確認
●買い物の苦情やトラブルは消費生活センターへご相談ください!
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