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平成29年度 歳入歳出決算が認定されました-2-

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東京都北区

▽財政健全化判断比率の公表
平成20年度から、地方財政健全化法に基づき、決算をもとに財政健全化判断比率を算出して、監査委員の審査に付した後、区議会に報告し、区民の皆さんに公表することが義務付けられました。
いずれかの比率が早期健全化基準以上の場合は財政健全化計画を、財政再生基準以上の場合は財政再生計画を定めなければなりません。
平成29年度決算に基づき算定した北区の比率は、審査の結果、いずれの比率も早期健全化基準を下回っており、財政が健全であることが認められました。

(単位:%)

※実質赤字額または連結実質赤字額がない場合及び実質公債費比率または将来負担比率が算定されない場合は「-」となります。
※財政健全化判断比率については、北区ホームページでも公開しています。

▽平成29年度北区決算にみる1,000円の使い方
・高齢の方や障害のある方などのために:346円
・保育園や児童館の運営などに:212円
・小学校、中学校、幼稚園などの運営に:106円
・安全・安心、防災対策や区民施設の管理運営などに:100円
・公園や道路の整備などまちづくりに:68円
・清掃事業や環境・リサイクル対策などに:34円
・健康づくりや健康診断などに:30円
・特別区債の償還などに:24円
・図書館、体育施設の運営などに:22円
・商工業の振興などに:20円
・区議会の運営に:5円
・その他(基金の積立など):33円

◆主な事業の決算額
平成29年度に行った主な事業を、基本計画2015と中期計画に基づき、「3つの優先課題」に沿ってお知らせします

●地震・水害に強い安全・安心なまちづくりに全力

▽「いのち」をつなぐライフラインの確保:1,988万6千円
首都直下地震に備え、災害発生時に特に重要となる飲料水確保のため、飲料水を供給する給水車を新たに2台配備し、避難所等への迅速な輸送が可能な体制を確立

▽感震ブレーカーの設置・推進:337万6千円
十条・志茂地区など区内の不燃化特区内における木造住宅居住者に対する感震ブレーカーの無料配布や、避難行動要支援者世帯に対する感震ブレーカー等の取付支援を開始

▽がけ・擁壁等の安全・安心の支援:799万2千円
土砂災害から身の安全を守るため、土砂災害防止法の対象外となる、高さ2m以上・傾斜度30度以上のがけや擁壁等の調査に着手

▽地域防災力の強化と生活再建支援システムの構築:3,140万3千円
自主防災組織に、配備済みのスタンドパイプの機能強化を図るため、飲料水の確保や初期消火に効果が見込まれる接続器具を配備するとともに、災害時の家屋被害の認定調査や、り災証明の発行などを行う「被災者生活再建支援システム」を構築

●長生きするなら北区が一番

▽いきいき生活援助サービスの開始:470万7千円
高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、シルバー人材センターと連携し、「いきいき生活援助サービス(区独自訪問型サービス)」を開始するとともに、サービスの担い手を養成

▽安否確認センサの設置・推進:4,580万円
高齢者や障害者の在宅時の安心を確保するため、緊急通報システムのオプションとして「安否確認センサ」を導入

●子育てするなら北区が一番

▽保育所待機児童解消:21億5,531万7千円
私立認可保育所等の整備費補助や、区立上十条保育園、堀船南保育園、ほりふな幼稚園の園舎の改修などにより、保育定員を拡大

▽産後ショートステイ事業の開始:38万4千円
産後の母体回復、育児不安の解消を目的として、産後4カ月未満の産婦を対象に産後ケア施設・助産院に宿泊する費用(1泊まで)の8割を助成

▽ひとり親家庭等相談室の設置:519万1千円
ひとり親家庭等に対する生活相談を通じて、関係機関や必要な支援につなぐ「ひとり親家庭等相談室(そらまめ相談室)」を区役所第一庁舎2階に設置

▽計画的な学校改築の推進:52億6,733万1千円
なでしこ小学校、稲付中学校、田端中学校、浮間中学校の改築、王子第一小学校の基本設計のほか、飛鳥中学校の改築に向けた検討を行うとともに、旧桜田小学校を「改築ステーション」として整備

●まちづくりの一層の推進

▽十条駅周辺のまちづくりの推進:9,629万4千円
十条駅西口地区市街地再開発事業のさらなる推進を図るとともに、十条駅付近連続立体交差事業の鉄道付属街路にかかる都市計画手続きと測量を実施

▽王子駅周辺のまちづくりの推進:79万2千円
王子駅周辺まちづくりグランドデザインの実現に向けて、「王子駅周辺まちづくり整備計画」を策定するため、交通量等の基礎調査を含めた検討を開始

●東京オリンピック・パラリンピック開催を見据えて

▽「トップアスリートのまち・北区」の推進:463万9千円
東京2020大会開催の1,000日前を記念したイベントを赤羽体育館で開催するとともに、事前キャンプの誘致活動を推進

▽外国人観光客への北区らしいおもてなし:649万円
北とぴあ1階区民プラザや赤羽エコー広場館内にある赤羽観光PRコーナー、十条銀座商店街への公衆無線LANの整備などを実施

●「北区版総合戦略」の実現に向けて

▽女性の活躍を推進:5,614万7千円
再就職を希望する女性へのインターンシップなどの支援を行うとともに、新たに育児休業中の女性や離職中の女性、中小企業経営者向けのセミナーを開催

▽東京北区観光協会への支援:655万1千円
平成29年1月に設立した一般社団法人東京北区観光協会と連携し、観光振興事業を推進

●その他

▽国際化を見据えたグローバル人材の育成:3,717万9千円
アメリカ・カリフォルニア州ウォルナットクリーク市にある私立学校セブンヒルズスクールへの中学生相互交流生徒数を拡大するとともに、新たに区内在住の高校生を青少年交流団として派遣

▽応援サポーター基金の活用:250万円
北区応援サポーター寄附制度における寄附金を原資とした北区応援サポーター基金を、災害時などに飲料水を供給する給水車の購入や家庭教育力向上アクションプランの推進に活用

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