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北区の魅力を再発見!ぶらり散歩道

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東京都北区

今年度は、北区の文化にスポットをあててご紹介します。

◆歴史を運び続ける都電荒川線
10月1日が「荒川線の日」と東京都交通局で定めていることを皆さんご存知でしょうか。区内観光や区民生活の足として、北区の人々にとって身近な存在である東京さくらトラム(都電荒川線)は、遡ること、100年以上前の1911年に、王子電気軌道が大塚と飛鳥山を結んだのが始まりです。当時は、王電と呼ばれており、1942年に東京市電(都電)に統合されました。現在は5種類の車両が走っており、それぞれ異なる内外装となっています。車内からの眺めはもちろんのこと、車外からも都電と飛鳥山を中心に、自然豊かな景色とのコラボレーションで私たちを楽しませてくれます。
そんな都電は、1970年前後になると、交通渋滞の原因とみられ、つぎつぎに廃止されてしまいました。しかし、沿線の人々から廃止に対する反対の声が上がったことや、現在、走っている都電は専用軌道が多く定時運行が可能等との理由で残されています。
さまざまな歴史があり、今なお走り続ける都電に乗って、ぶらりとでかけてみてはいかがでしょうか。

問合せ:広報課
【電話】3908-1102

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