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知って安心! アタマジラミQ&A

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東京都北区

近年、アタマジラミの相談が増えています。アタマジラミの対策には、正しい知識と情報共有が重要です。適切な対応をしないと相互にうつし続けることがあるため、集団生活の場に対する情報提供が早めの解決につながります。

Q. どんな虫ですか?
A. 人の頭部に寄生し吸血する2~4ミリの小さい虫です。吸血されるとアレルギー反応でかゆくなります。成虫は1日で6個前後、一生で50~150個の卵を産み、約1週間で幼虫となります。吸血しなければ2~3日で死んでしまいます。

Q. どうして寄生されるのでしょうか?
A. 頭同士が触れ合うことや、寝具や帽子など頭に触れる物を介することで成虫がうつり、寄生されます。虫が飛び跳ねる、頭髪を手で触る、プールなど水を介することではうつりません。

Q. 不衛生にしていたからでしょうか?
A. 現代の日本では不衛生が原因であることはほとんどありません。大人よりも、集団で生活する機会の多い子どもで見つかる傾向があります。

Q. 頭髪の対策はどうすればいいですか?
A. 卵を見つけたら、10日以上は対策が必要です。耳の後ろや頭皮まで十分にシャンプーして、泡ごと、もしくは泡を流してリンスと併用しながら、専用のすき櫛で卵を除去します。卵が少ない場合は、毛ごと一本一本はさみで切り取ります。市販の駆除剤を使用する場合は、用法用量を守り、洗髪が満足にできない子どもに対しては大人が丁寧に洗ってあげましょう。

Q. 身の回りの対処方法を教えてください
A. 帽子や枕カバー、シーツなど頭に触れる布製品は熱処理が有効です。60度以上を保ったお湯に5分以上浸すか、アイロンを使用します。熱風乾燥する場合は、熱が中心まで伝わる必要があるので注意しましょう。部屋は掃除機を丁寧にかければ問題なく、薬剤を使用する必要はありません。
※保健所では専用のすき櫛を貸し出していますので、必要な場合はご相談ください。

問合せ:北区保健所生活衛生課 環境衛生担当 【電話】3919-0720

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