寒くなると、体温を逃さないように身体の血管が収縮するため、血圧が上がりやすくなります。また、暖房の効いた部屋から、寒い戸外・風呂場の脱衣所などに移動すると、急な温度差により、血圧が大きく変動し、心筋梗塞や脳梗塞の危険が高まりますので、注意が必要です。
◆血圧の急激な変化を避けるためのポイント
・風呂場の脱衣所を暖め、浴室との温度差を少なくする。
・布団から出る前に室内を暖める。
・夜間トイレに起きる時や朝、玄関を出て新聞受けを見るときなど、寒い場所に移動するときは上着や靴下を着用する。
・お風呂はぬるめ(41℃以下)のお湯に5~10分くらい浸かる(長湯は厳禁)。
・飲酒後の入浴は控える。
・朝は血圧が高くなるので、軽く体を動かし温めてから出かける。
日頃から血圧が高い人は、塩分を控え、適度な運動、必要に応じて服薬をして、血圧の管理を心がけましょう。
健康推進課
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