児童虐待は社会全体で解決すべき問題です
~もしかしてあなたが救う小さな手~
幼い命が奪われる痛ましい事件が後を絶ちません。地域の方々のちょっとした「目くばり」「気くばり」で子どもたちを虐待から救えます。あなたの通告が子どもを守るとともに子育てに悩む保護者を支援するための大きな一歩となります。こどもたちの安全と安心できる生活を守るため「おや?おかしい!」と感じたら迷わずご連絡ください。連絡は匿名で行うことも可能です。連絡者や連絡内容に関する秘密は守られます。
◆子どもを虐待から守る5ヶ条
1)「おかしい」と感じたら迷わず連絡
(通告は義務=権利)
2)「しつけのつもり・・」は言い訳
(子どもの立場で判断)
3)ひとりで抱えこまない
(あなたにできることから即実行)
4)親の立場より子どもの立場
(子どもの命が最優先)
5)虐待はあなたの周りでもおこりうる
(特別なことではない)
◆子どもへの虐待とは…
〇身体的虐待…殴る、蹴る、戸外へ閉め出すなどの暴行を加えること
〇ネグレクト…家に閉じ込める、学校に行かせない、病院に連れて行かない、食事を与えないなど親としての養育、教育、安全確認を怠ること
〇性的虐待…子どもへの性的行為の強要、わいせつ行為をすること
〇心理的虐待…言葉による脅し、無視、兄弟姉妹
間の差別、子どもの前での家庭内暴力など
◆オレンジリボン運動にご理解ください
平成16年9月に栃木県小山市で幼い兄弟が虐待の末に死亡した事件を契機に始まった運動です。オレンジ色のリボンには「子どもへの虐待をなくす社会」を目指したメッセージがこめられています。
◆街頭オレンジリボンキャンペーン
オレンジリボン、児童虐待防止啓発グッズを配布します。
1)11月6日(月)午後4時30分~5時30分
配布場:十条銀座商店街
協力:民生・児童委員・十条銀座商店街連合会・北区社会福祉協議会・東京成徳大学
2)11月20日(月)午後4時~5時
場所:赤羽スズラン通り商店街
協力:民生・児童委員・赤羽スズラン通り商店街連合会・北区社会福祉協
◆養育家庭の里親体験発表会
社会的養護のもとで暮らした若者の支援
基調講演:立教大学名誉教授 庄司洋子氏
昨年4月、施設出身で進学した女性のためのシェアハウスが北区にオープン。開設までの思いや、開設から1半年の取り組みについてお話しいただきます。また、活動している里親の方から体験談を発表していただきます。
日時:11月26日(日)午後2時~4時
場所:赤羽文化センター 第一視聴覚室(赤羽西1-6-1-301)
定員:50名(申込順)
申込み:11月2日(木)午前9時30分から電話申込
※保育あり(1歳~就学前まで。先着5名)
※詳しくはお問い合わせください。
受付時間:午前9時30分~午後5時
問合せ・申込先:育ち愛ほっと館 TEL/3914-9565
◆子育て支援講演会
思春期の子どもの心~その特徴と対応~
思春期のお子さんの成長や発達段階の特徴と、親子の関係やお子さんへの対応のポイントについて考えます。
対象:区内在住で子育て中または子育てに興味、関心のある方
日時:12月11日(月)午後2時~4時
場所:北とぴあ901会議室
講師:こども・思春期メンタルクリニック 井口由子氏
定員:50名(申込順)
申込み:11月15日(水)から電話申込
受付時間:午前9時30分~午後5時
問合せ・申込先:育ち愛ほっと館 TEL/3914-9565
◆連絡先
●北区子ども家庭支援センター(育ち愛ほっと館)
午前9時30分~午後5時(土・日曜、祝日、年末年始を除く)
TEL/3912-1894 (虐待相談専用)
●東京都北児童相談所
午前9時~午後5時(土・日曜、祝日、年末年始を除く)
TEL/3913-5421
◆休日・夜間・年末年始の連絡先
東京都児童相談センター TEL/5937-2330
または最寄りの警察署へ
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