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北とぴあ国際音楽祭ってどんな音楽祭?

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東京都北区

〔2025.10.10~11.30〕
1995年にはじまり、古楽を中心に形を変えながら30年続いている国際音楽祭。
本格的なオペラから、家族で楽しめるコンサートまで、ワクワクする公演が盛りだくさん!
※01~05の各公演について、料金・日付は『(公財)北区文化振興財団 公演ピックアップ』を参照。

■01.ヘンデル作曲 オペラ《ロデリンダ》
◇初演から300年の記念すべき年
1725年にロンドンで初演され、今年300年を迎えるヘンデルのオペラ《ロデリンダ》。当時シーズン中に13回、さらに同年12月に8回も再演されるほどの大成功を収めたこの作品は、愛と憎しみが渦巻く深い人間ドラマと、華やかなアリアが魅力。今なお観客の心をつかんで離しません。記念すべき年にこの傑作を、ぜひご堪能あれ!

◇豪華な出演陣!
バロック・ヴァイオリンの世界的権威である寺神戸亮の指揮・ヴァイオリン、ソプラノのロベルタ・マメリなど、国際的に活躍する演奏家・歌手が集結!「カンパニーデラシネラ」の小野寺修二による、パントマイムをベースにした身体表現豊かな演出にも期待!

◇古楽ってそもそも何なの?
古楽とは、過去の西洋音楽を、作曲当時の楽器(または復元楽器)を使い、当時の演奏法を研究して、作曲家が思い描いた音楽に迫るジャンルのこと。
当時の楽器は現代の楽器とは素材や構造などが違い、音色も異なります。皆さんもぜひ、当時の聴衆が聴いたであろう音楽を「再発見」してみませんか?

■02.上野通明and小林道夫デュオ・リサイタル 上野通明、初の5弦チェロ公演!
いまもっとも勢いのある若手チェロ奏者の一人・上野通明が北とぴあ初登場!通常チェロは4弦のところ、高いほうに1本弦が多い5弦チェロを使用。今回演奏するバッハの《無伴奏チェロ組曲》第6番はこの5弦チェロを想定して作曲されたそう。バッハ演奏の大家であり、フィッシャー=ディースカウなどの名歌手たちとドイツ歌曲で共演を重ねてきた小林道夫がチェンバロとフォルテピアノで寄り添います。29歳の若き情熱と、92歳の円熟の知恵が交わる奇跡の一夜です。

■03.芸大とあそぼうin北とぴあ 家族で楽しめるクラシック
東京芸術大学と共同企画、北とぴあだけの特別なステージ。オーケストラの演奏に歌やお芝居など、子どもたちを飽きさせない仕掛けが満載!開演中は入退場自由なので、赤ちゃんが泣いても大丈夫。
0歳からOK!

■04.明日も俊太郎~オトナ×コドモ~いつもと違う谷川俊太郎の世界!
ちょっぴり意味深だったり、思わずくすっと笑ってしまったり――谷川俊太郎のそんな詩を集め、古楽を土台にした独特の編成で絶妙に表現するネーモー・コンチェルタート。歌、サックス、チェンバロ、打楽器が織りなす独創的な響きに加え、谷川俊太郎の長男でピアニストの谷川賢作もゲスト出演!

■05.ムノツィル・ブラス~シュトラウス~ コンサートなのに笑いがとまらない!
音楽の都・ウィーン発!型破りなパフォーマンスで世界中を熱狂の渦に巻き込む金管楽器のスペシャリスト集団、ムノツィル・ブラス。磨き抜かれたテクニックはもちろん、ユーモアたっぷりの楽しい舞台が最大の魅力!金管好きもそうでない方も、彼らのステージを見れば最高の笑顔になれるはず!

〔会場〕
・北とぴあ…JR・東京メトロ南北線「王子駅」徒歩2分
・滝野川会館…JR「上中里駅」徒歩7分・「駒込駅」徒歩10分

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