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北区の「せんとう」と「まち」を巡り、語り、知るプロジェクト(3)

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東京都北区

■銭湯を起点にコミュニティのあり方を考える(一社)せんとうとまち
戦後の最盛期、東京に2700軒近くあった銭湯は現在400軒を切ろうとしています。一方で銭湯は、高齢者福祉や子育て問題、防災や地域医療、そして地域や他者を知る場としての教育的な側面、世界的に深刻となる水資源問題においても可能性を秘めた場所です。また、地域に長く根差した銭湯に蓄積されるまちの歴史や物語は、地域のこれからを考えるための大切な資源と言えます。
「(一社)せんとうとまち」は、その名の通り、銭湯のみならず、銭湯とその周辺のまちを共に考え、再生・活性化していくことを目指しています。北区との縁も深く、「滝野川稲荷湯」とその隣りにある二軒長屋の修復・再生(稲荷湯修復再生プロジェクト)に取り組み、昨年末には「UNESCOアジア太平洋文化遺産保全賞」の最優秀賞を受賞しました。これからも全国各地で、銭湯の持つ文化的・社会的価値を地域社会に最大限に活かすサポートができたらと考えています。

◆北区政策提案協働事業 トークイベントや展示を企画!!「わたしのせんとうとまち」プロジェクトが進展中
2025年度は王子界隈を予定!
随時、参加者を募集します。
北区と「(一社)せんとうとまち」の政策提案協働事業では、2023年度から3カ年計画で北区の現役銭湯をめぐり、銭湯と周辺のまちの記憶集めを実施しています。今年度は赤羽界隈の銭湯やその周辺地域を取材。記憶集めトークイベント「わたしのせんとうとまち」を通して『せんとうとまち新聞』を発行しています。また、下記日程で『せんとうとまち新聞』の紹介展示・イベントを実施予定です。
詳しくは「(一社)せんとうとまち」のWebサイト・SNSをご覧ください。

◆わたしのせんとうとまち-北区の記憶あつめ-展
◇関連展示1
日時:2月20日(木)~3月4日(火) 24時間 最終日のみ午後2時まで 無料
場所:王子カルチャーロード・ギャラリー南面(JR王子駅北口高架下通路)

◇関連展示2
日時:2月21日(金)~3月4日(火)午後3時~8時 水・木・金曜休み 無料 21日(金)は午後1時~6時オープン
場所:旧越後屋(岩淵町31-1)(岩の湯となり)

〔富士山ペンキ絵 公開制作〕
日時:2月21日(金)午後1時~6時
予約不要
数少ない銭湯ペンキ絵師の一人、田中みずき氏による公開制作を岩の湯にて予定

〔せんとうとまちDAY〕
日時:3月1日(土)午後3時~4時
予約不要
赤羽界隈の銭湯とまちの魅力を取材したメンバーと共にゆるく語り合う時間

※混雑状況によって入場制限をさせて頂きます
協力:岩の湯/(株)岩淵家守舎

お問い合わせ先:【E-mail】sento.to.machi@gmail.com
「岩の湯」への直接の連絡はご遠慮ください。

◆『せんとうとまち新聞』赤羽界隈Vol.9~15を発行!!
該当の銭湯、駅スタンド、区役所、観光協会などで順次配布中!

(一社)せんとうとまちWebサイト・SNSは本紙の二次元コードを参照してください。
北区政策提案協働事業「銭湯を核とした多世代間の地域コミュニティ再生と記憶アーカイブによる歴史的・文化的まちづくり」(担当…北区政策経営部シティブランディング戦略課)

〔(一社)せんとうとまち〕
代表理事:栗生はるか
理事:サム・ホールデン/牧野徹
メンバー:三文字昌也/江口晋太朗/福井彩香/渡邊勢士
編集・執筆:熊本鷹一
グラフィック:(株)PIN DESIGN 菅原悠介/岡本茉莉
映像:Keystone film 鶴若仰太
協力:東京都北区浴場組合

■記憶地図~赤羽界隈~
記憶集めトークイベント「わたしのせんとうとまち」を通して見えてきたまちの記憶地図。
かつての銭湯界隈のあたたかいまちの風景を想像しながら、湯上りに歩いてみましょう!
(地図は本紙をご覧ください)

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