区は、福祉や教育、まちづくりなど区民の皆さんの日常生活に密着した、さまざまな仕事をしています。その費用は、区民の皆さんに納めていただいた特別区民税や国・都支出金、特別区交付金、特別区債などでまかなわれています。これらの収入がどのくらいで、どのように使われたか、また、区の財産、特別区債の状況がどのようになっているかを知っていただくため、毎年2回、財政状況の公表を行っています。
財政状況の詳しい内容は、北区ホームページにも掲載しています。
(北区ホームページ『財政状況の公表』で検索)
■補正予算の概要
11月、2月の区議会定例会及び2月の区議会臨時会で可決された補正予算の主な内容についてお知らせします(△は減額)。
◆一般会計(主要事業)
◇第4号補正(令和5年第4回定例会)
子ども医療費助成費増額…3億9,262万円
駅周辺バリアフリー化整備事業費増額…5,738万円
◇第5号補正(令和5年第4回定例会)
福祉施設、医療機関、公衆浴場等に対する物価高騰支援…2億4,503万円
小児インフルエンザ予防接種費用助成事業…8,059万円
◇第6号補正(令和6年第1回臨時会)
エネルギー・食料品等価格高騰支援給付金事業費増額…6億2,972万円
◇第7号補正(令和6年第1回定例会)
私立保育所委託費増額…4億2,026万円
新型コロナウイルス対策費減額…△4億3,197万円
十条駅西口市街地再開発促進事業費減額…△5億4,300万円
◆特別会計(主要事業)
◇令和6年第1回定例会
・国民健康保険事業会計(第2号補正)
一般被保険者療養給付費減額…△27億947万円
・介護保険会計(第2号補正)
介護予防訪問型サービス費減額…△5,761万円
・後期高齢者医療会計(第2号補正)
広域連合分賦金減額…△1億407万円
■令和5年度予算の執行状況(令和6年3月31日現在)
予算現額には、令和4年度からの繰越明許費等(その年度内に支出が終わらない見込みがあるものについて、議会の議決を得て翌年度に繰り越して使用できる経費等)が含まれています。
収入済額、支出済額は、令和6年3月31日現在のもので、出納整理期間(令和6年4月1日~5月31日)は含まれません。そのため、最終的な決算額とは異なります。
◇会計別の収支
◇区民負担の状況
令和6年3月31日現在の特別区民税(現年課税分)の調定額(区が収入すべき金額)から区民の皆さんの一人あたり、一世帯あたりの負担額を計算すると、次のようになります。
特別区民税調定額:306億2,728万円
総人口:358,516人
世帯数:208,413世帯
特別区民税の負担額:
・一人あたり85,428円
・一世帯あたり146,955円
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