◇しぶさわくんの唄について
区長:新紙幣発行、渋沢翁を通して北区を盛り上げていく。水森さんには先頭に立っていただきたいと頼りにしています。7月には北区ゆかりの偉人、渋沢翁が、ついに新一万円の顔になります。それに向けて北区の新一万円札発行カウントダウンプロジェクトで渋沢翁の精神を北区から発信していく、その一つとして「しぶさわくんの唄」もぜひ活用させていただきたいと思っております。しぶさわくんの唄を出されてからの反響などがありましたら教えてください。
水森:そうですね。すごくかわいらしい歌で、CDジャケットのイラストもかわいらしい感じなので、普段の歌と全然違うとすごく驚いた方もいらっしゃったんですが、お孫さんが聞いてますとか、しぶさわくんの絵を見てかわいいと言ってますなど反響をいただいています。
区長:私もすごく優しい歌声だなと思いながら聴いています。令和6年はしぶさわくんの唄で北区中を埋め尽くしたいと思っています。新一万円札発行カウントダウンプロジェクトの専用ホームページが立ち上がりまして、その中でしぶさわくんの唄のダンスを子どもたちにお手本で踊ってもらっています。このダンスを踊っていただいた動画を送ってもらって、コンテストをやったりですとか、しぶさわくんの唄のCDを区内の学校に配って広めていこうとか、いろいろ考えています。
水森:保育園や幼稚園などもいいかもしれないですね。
区長:いいですね。小さい子どもたちからお年寄りの方々にも踊ってもらいたいなと思っています。そして、渋沢翁をもっと身近に感じてもらえたらと思います。
水森:私も北区で生まれ育って、身近な存在の方が日本の紙幣として採用されることになって、そんなすごい人が北区と関わりがあって、いろんな人に影響を与えて、日本を元気にしていった人がこの北区にいたんだよっていうのを、小さい子たちに知ってもらえるための一つの形として、しぶさわくんのキャラクターだったり歌だったり、そういうものに関われていることがすごく嬉しいです。アンバサダーという任務としてじゃなくて、北区民としてすごく誇らしいことだなと思っています。これからも何か北区を盛り上げるお手伝いができればたくさんやっていきたいなと思っています。
◇渋沢栄一翁・新一万円札発行について
区長:渋沢翁の印象はどうですか。
水森:渋沢翁が深谷で生まれ、晩年を北区で過ごしていたのは知っていましたし、飛鳥山公園に渋沢史料館などの建物があるのは知っていましたけど、具体的に何をした人なのか説明しろと言われると、確かに難しいなと。でも、改めて大河ドラマやクローズアップされた情報を見てすごい人だなと思いました。よくみるといろいろな所に関連する企業や建物がある。いよいよ今年お札になるんだなと実感しています。
区長:渋沢翁はいろいろな企業を起こしたり、福祉にも携わっているにもかかわらず、自分を前にださないところが北区に似ていて奥ゆかしいですよね。
水森:わかります。わかります(笑)。それがよさなんですよね。
区長:渋沢翁はすごいことをやってるのに、ご自身では表にそこまで出さなかった。だからこそ、後世の我々が発信していきたいと思っています。水森さんは、はじめて手にした新一万円札で何を買いますか。
水森:使えないです。もったいなくて。眺めて、拝んで、大事にとっておきます。
区長:そうですよね(笑)。じゃあ、2枚目は。
水森:区内で使いたいですね。飛鳥山公園のおみやげ館で渋沢グッズを買います。
区長:実は、新一万円札を印刷しているのも北区です。北区にある国立印刷局東京工場で印刷しています。
水森:えっ、そうなんですか。
区長:そうなんです。見学もできますので、ぜひ。北区は渋沢翁が晩年住んでいましたし、お札の発行もしています。
水森:北区ってすごいですね。もっとPRした方がいいですよ。子育てもしやすいし、自然豊かで飛鳥山公園も駅の近くにあるし。今日は飛鳥山公園の桜をイメージしてピンクの服を着てきました。
区長:とてもお似合いです。今年は水森さんにもいっしょに北区をPRしていただきたいと思っております。たくさんの人にしぶさわくんの唄を知ってもらい、子どもたちにも歌を口ずさんでもらいたいです。
水森:それを聞いて本当に私でいいのかドキドキしてきました。私もあの歌を歌うときは歌のお姉さんみたいなイメージで歌っています。幼稚園や保育園、小学校とかの運動会で踊ったりして、しぶさわくんの唄を通じて、渋沢翁を身近に感じていただけたらと思います。
区長:今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
水森:こちらこそ、よろしくお願いいたします。
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