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花*みどりやすらぎコーナー

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東京都北区

■秋の人気者どんぐり
10月になると、公園などではどんぐりが落ちてきます。どんぐりは落葉広葉樹のブナ科の木の実の総称で、童謡「どんぐりころころ」にも歌われるように、昔から身近で慕われた存在であったことが伺えます。区内では、形が丸いクヌギや細長いコナラ、そして公園などでは皮を被ったようなスダジイがよく見られると思います。
木の実ですから、たくさんの生きもののいのちを支える存在でもあります。どんぐりは縄文時代の人々の主食のひとつだったそうで、区内はじめ全国各地の遺跡からも見つかっています。同じ仲間の中では、特にクリ(栗)は好まれていたようで、現代でも秋の味覚の一つとして楽しむように、古代の人々も秋の実りを心待ちにしていたのかもしれません。
この秋、公園などにでかけ、足元に落ちているさまざまな形や大きさのどんぐりを集めてみたり、クラフトなどで楽しんでみてはいかがでしょうか。

みどりと環境の情報館(エコベルデ)

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