生活習慣病とは、生活習慣が原因で発症する疾患のことです。偏った食事、運動不足、喫煙、過度の飲酒、過度のストレス、口腔清掃の不良など、好ましくない習慣や環境が積み重なると発症のリスクが高くなります。東京都と比較すると、北区では生活習慣を改善したいと感じている方が多いものの、実際に取り組みを始めている方は少ない状況です。健康的な生活習慣を身につけることで健康寿命の延伸を目指すことができます。数年後の自分の健康のために、健康づくりのはじめの一歩を踏み出しましょう。
■運動
《今より10分多く身体を動かそう。》
階段を使う、歩幅を広くして歩く、ラジオ体操、ながらストレッチなど。大切なのは無理なく続けられることです。
■たばこ
《自分と家族のために卒煙を考えよう。》
喫煙はさまざまな生活習慣病のリスクになります。たばこの煙に含まれる化学物質は周りの人にも悪影響を及ぼします。
たばこをやめられない理由はニコチン依存症かもしれません。医療機関の禁煙外来や、禁煙支援薬局で相談・治療ができます。
■お口の健康
《定期的に歯科健診を受けよう。》
口の病気は、全身疾患と関連があります。
むし歯・歯周病予防の基本は、原因となるプラーク(歯垢)を日々の歯みがきで取り除くことです。かかりつけ歯科医をもち、定期的な健診に併せ、歯みがき指導も受けましょう。
■食生活
《食塩のとり過ぎに注意しよう。》
食塩のとり過ぎは、高血圧などのリスクを高めます。
毎日食事をする中で、少しの工夫で食塩摂取を減らすことができます。麺類は汁を残す、ソースやしょうゆは「かける」より「つけて」食べる、減塩調味料を活用する、など無理なくおいしく食事をしましょう。
問い合わせ:
王子健康支援センター【電話】3919-7588
赤羽健康支援センター【電話】3903-6481
滝野川健康支援センター【電話】3915-0184
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