歯と口腔の健康は「食べる・話す」という生活の基本を支え、全身の健康にも大きく関わっています。
ライフステージに合わせた適切な予防、口腔ケアを行い、いつまでもおいしく食べ、笑顔で人生を過ごせるよう、生涯を通じて歯と口腔の健康を維持しましょう。
■北区の現状
◇むし歯のある幼児の割合
・1歳6カ月児歯科健康診査…平成30年度0.6%→令和元年度0.6%→令和2年度0.9%
・3歳児歯科健康診査…平成30年度7.1%→令和元年度5.4%→令和2年度6.0%
幼児のむし歯の原因の一つは、「甘い食べ物」「甘い飲み物」の習慣化です。
(1)おやつは決められた時間に食べる
(2)水分補給は水やお茶を飲むということに気をつけましょう。
◇歯周病検診・口腔機能維持向上健診の診断結果
要指導…やや注意が必要
要精密検査…治療や検査が必要
成人の歯を失う原因は、主にむし歯と歯周病ですが、要指導と要精密検査の人を合わせると79.6%と高くなっています。
■今後の課題
・乳幼児期からの毎日の丁寧な歯みがきで口腔内を清潔に保つとともに、口腔機能の獲得や発達のため、よく噛む習慣をつけることが大切です。
・かかりつけ歯科医を持ち、定期的な健診と予防処置を受け、むし歯や歯周病を予防することが重要です。
問い合わせ:
王子健康支援センター【電話】3919-7588【FAX】3919-5163
赤羽健康支援センター【電話】3903-6481【FAX】3903-6486
滝野川健康支援センター【電話】3915-0184【FAX】3915-0171
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