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ノロウイルスによる食中毒は冬場に多く発生します。近年の食中毒患者数の約半分はノロウイルスによるものです。
手洗い、加熱、消毒で食中毒を予防しましょう。
■ノロウイルスの特徴
ノロウイルスは、少量でも手指や食品などから口に入ると、体の中で増殖し、吐き気、嘔吐、発熱、腹痛や下痢などの食中毒の症状を引き起こします。
■予防方法
◇念入りに手を洗う
感染者のふん便には非常に多くのノロウイルスが含まれ、人の手から食品を汚染します。トイレの後、調理の前や食事の前にはよく手を洗いましょう。手洗いは2度洗いが効果的です。
◇よく加熱する
食品を中心までよく加熱することで、ノロウイルスをやっつけることができます。
◇適切に消毒する
まな板や包丁などの調理器具は洗剤などで十分に洗浄後、煮沸消毒するか次亜塩素酸ナトリウムを含む漂白剤などで消毒することが食中毒予防に有効です。また、トイレのドアノブなど手が触れるところは定期的に消毒しましょう。
問い合わせ:北区保健所生活衛生課食品衛生担当
【電話】3919-0726
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