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8月30日(月)から9月5日(日)は防災週間です

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東京都北区

災害から命を守るために、日頃からいざという時への備えや行動を確認しておくことが大切です。
今回は、大きな地震が起きた場合を想定した備えについてご自身や家族で確認してみましょう。

【日頃の備え】
●生活用品の備蓄や避難時の持ち出し品を準備
ライフラインや物流が停止した場合に備え、普段使用している食料品や生活必需品を日常的に少し多めに備えておく「日常備蓄(ローリングストック)」をおすすめします。合わせて、避難時に持ち出せる量の非常食や生活用品等をリュックなどにまとめておきましょう。家族構成によって、備えておく品目や量は工夫しましょう。

▽主な備蓄品、非常持ち出し品の例
・非常食(水、レトルト食品、缶詰、粉ミルク、離乳食)
・生活用品(衣類、マスク、雨具、ティッシュ、ビニール袋、生理用品、おむつ)
・救急医療品(常備薬・持病薬、ガーゼ、包帯、消毒薬)
・防災用品(懐中電灯、乾電池、モバイルバッテリー、携帯ラジオ、手袋、ヘルメット、簡易トイレ袋、カセットコンロ・ボンベ)
・貴重品類(現金、健康保険証、身分証)

●火災発生の早期発見と防止対策
火災の発生を阻止すること・拡大させないことが大切です。住宅用火災警報器や、強い揺れで自動的にブレーカーを切り、電力復旧時に発生しやすい通電火災を防ぐ感震ブレーカーを設置し、早期発見や発生防止のための備えをしておきましょう。

●家具類の転倒・落下・移動防止対策
倒れたり落ちてきた家具が避難路を塞いだり、下敷きになって逃げ遅れてしまうことがあります。各種防止対策器具類の取り付けや家具の配置を工夫して備えておきましょう。

【大きな地震が起きた時の行動】
Q.地震発生!どう行動すればいいですか
A.まず身の安全を第一に行動しましょう。机やテーブルの下に隠れしっかり脚を掴み、揺れがおさまるのを待ちましょう。揺れがおさまったら、落ち着いて次の行動をしましょう。
・火の元の確認・始末
・靴等を履く(割れたガラスなどでのケガを防止するため)
・窓や扉を開けて出口を確保
・テレビやスマートフォンなどで正しい情報を確認
・近所の方の安否確認をし、助けが必要な場合は協力し合って行動する。
・避難が必要な時は、ブレーカーを切り、ガスの元栓を閉める。

Q.避難が必要な時はどんなことに注意すればいいですか
A.火災が起きている場合、火災とは反対方向にある大きな公園などの「避難場所」に避難しましょう。火災がおさまった後、火災や倒壊などにより自宅で生活できない時は近くの「避難所」に行きましょう。
避難時は、倒れた電柱などで道路が塞がり通行できない可能性があります。消防車などが火災や救助の現場に向かうための通行路が優先的に確保されるよう、車は使わず歩いて避難しましょう。
ご自身の近くの「避難場所」や「避難所」などは、北区防災地図で確認しておきましょう。

Q.ケガをしている人はどこに運んだらいいですか
A.大きな地震が起きた時、北区では大きな病院の前などの決められた場所に「緊急医療救護所」(東京北医療センター、花と森の東京病院、明理会中央総合病院、赤羽中央総合病院、王子生協病院の5カ所)を開き、医師等がケガをされた方の処置などをします。
災害発生時に緊急医療救護所での医療救護活動に協力していただける看護師等を募集しています。詳しくは北区ホームページをご覧ください。

Q.備えはしたけれど、いざ行動できるか不安です
A.防災訓練に参加しましょう。8月末から11月頃にかけて、各自主防災組織(町会・自治会が母体)が大地震を想定した防災訓練を行います。コロナ禍でも感染防止対策に配慮し、いざという時に自身や家族、地域の方同士で助け合い命を守ることができるよう備えていきましょう。各訓練の日時・会場・内容は、各自主防災組織が発行するお知らせ、ポスターなどをご覧ください。
北区防災センターでは、地震時の行動や対策に関する展示のほか、さまざまな防災体験プログラムを元消防職員の指導員が実体験を交えわかりやすく案内してくれます。ぜひ足を運んでみてください。

問合せ:
防災・危機管理課(記事全般)【電話】3908-8184
北区防災センター(地震の科学館)【電話】3940-1811
生活衛生課(医療救護活動関係)【電話】3919-0431

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