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令和2年度下半期10月~3月北区の財政状況

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東京都北区

区は、福祉や教育、まちづくりなど区民の皆さんの日常生活に密着した、さまざまな仕事をしています。その費用は、区民の皆さんに納めていただいた特別区民税や国・都支出金、特別区交付金、特別区債などでまかなわれています。これらの収入がどのくらいで、どのような仕事に使われたか、また、区の財産、特別区債の状況がどのようになっているかを知っていただくため、毎年2回、財政状況の公表を行っています。
財政状況の詳しい内容は、北区ホームページにも掲載しています。
(北区ホームページ:[財政状況の公表]で検索)

【補正予算の概要】
11月、2月の区議会定例会及び12月の区議会臨時会で可決された補正予算の主な内容についてお知らせします(△は減額)。

◆一般会計(主要事業)
○11月補正
・庁舎管理費増額 8,335万円
・在宅要介護者受入体制整備事業費(高齢者・障害者) 700万円

○12月補正
・ひとり親世帯臨時特別給付金事業費増額 1億4,247万円

○2月補正
・新型コロナウイルス対策費増額 2億円
・新型コロナウイルスワクチン接種関係費 20億1,188万円
・区内店舗キャッシュレス決済促進事業費 2億2,000万円
・十条駅西口市街地再開発促進事業費減額 △3億7,927万円

◆特別会計(主要事業)
○2月補正
国民健康保険事業会計
・一般被保険者療養給付費減額 △15億2,533万円

介護保険会計
・介護予防通所型サービス費減額 △6,418万円

後期高齢者医療会計
・広域連合分賦金減額 △1億3,142万円

【令和2年度予算の執行状況(令和3年3月31日現在)】
予算現額には、令和元年度からの繰越明許費等(その年度内に支出が終わらない見込みがあるものについて、議会の議決を得て翌年度に繰り越して使用できる経費等)が含まれています。
収入済額、支出済額は、令和3年3月31日現在のもので、出納整理期間(令和3年4月1日~5月31日)は含まれません。そのため、最終的な決算額とは異なります。

◆会計別の収支

◆区民負担の状況
令和3年3月31日現在の特別区民税(現年課税分)の調定額(区が収入すべき金額)から区民の皆さんの一人あたり、一世帯あたりの負担額を計算すると、次のようになります。
特別区民税調定額:288億3,001万円
総人口:352,638人
世帯数:199,491世帯

○特別区民税の負担額
一人あたり:81,755円
一世帯あたり:144,518円

◆区の財産
区民の皆さんが利用する公園、学校、保育園、図書館、区民センターなどの土地、建物や有価証券などをいいます。


(令和3年3月31日現在)

◆主要5基金の状況
基金とは、特定の目的のために積み立てている区の貯金のことです。
このうち、年度間の財源調整を図るための財政調整基金や、特定目的に充てるための主要な基金(減債基金、施設建設基金、まちづくり基金、学校改築等基金)の残高(令和2年度末見込み)は、584億1,144万円です。

○主要5基金残高の推移(令和2年度は見込み)

◆特別区債の状況
学校の改築や区民センターなどの施設建設、公園の用地取得などは、一時的に多額の費用を必要とします。これらの施設は、区民の皆さんが長期にわたって利用するものです。そこで、財政負担の年度間調整を図り、その費用を将来の区民の皆さんにも負担していただくという考えのもと、国や民間からの資金を長期に借り入れることがあります。これを特別区債といいます。
特別区債の借入残高(令和2年度末見込み)は、279億8,350万円です。

○特別区債残高の推移(令和2年度は見込み)

問合せ:財政課
【電話】3908-1105

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