一般会計:1,540億円
全会計合計:2,297億円
◆一般会計当初予算(歳入) 予算額 1,539億8,200万円
特別区交付金(特別区財政調整交付金)は、その主な財源である市町村民税法人分が、地方法人課税の見直しによる影響の平年度化に加え、コロナ禍の影響などもあり、大幅な減収が見込まれるため、12億円の減少を見込んでいます。
特別区税については、特別区民税が所得環境の悪化及び納税義務者数の減少などの影響により減収となる見込みであることから、全体で約9億円の減少を見込んでいます。
繰入金については、財政調整基金から約78億円、学校改築等基金から約15億円などを繰り入れ、主要5基金合計で約100億円を取り崩します。
特別区債は、小学校の改築などに活用するため、約51億円を発行します。
◆一般会計当初予算(目的別歳出) 予算額 1,539億8,200万円
新型コロナウイルス感染症対策では、衛生費が、PCR検査体制及び保健所機能の強化を図ることなどにより増額となっています。また、産業経済費が、緊急資金の融資あっせんや感染防止のための設備投資にかかる補助を行うなど中小企業の事業継続を支援するほか、区内中小店舗のキャッシュレス決済導入の促進を図ることなどにより、増額となっています。
福祉費は、総額では減額となっていますが、前年度に引き続き最も大きな割合を占めており、予算規模の50%を超える構成比になっています。
教育費は、GIGAスクール構想事業費(児童・生徒1人1台の学習用端末の整備)や学校改築事業費の増などにより、増額となっています。
土木費は、シルバーピア滝野川の建設が終了したことなどにより、大幅な減額となっています。
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