コロナ禍の今は、これまでと日々の過ごし方が大きく変わり、改めて健康について意識できる良い機会と言えます。今回、さまざまな世代から普段の生活習慣を振り返ったメッセージを集めたので、ご紹介します。ここ数年を振り返って皆さんはいかがでしょうか。
今の生活習慣が数年後の自分の健康を作ります。ぜひ今日から、健康づくりのはじめの一歩を踏み出してみませんか。
健康推進課
●運動
・ストレッチは気軽にできる。体も温まるし、心もリラックスできるので続けてよかった。(30代)
・ランニングを続けたことで、心も体も健康になったと感じる。(60代)
・体重は右肩上がり、体型も戻りにくくなる。まだ大丈夫と思わずに、少しでも体を動かす習慣をつくっておけばよかった。(50代)
▽はじめの一歩
今よりプラス10分多くからだを動かしましょう。
階段を使う、歩幅を広くして歩く、ラジオ体操、ながらストレッチなど。大切なことは無理なく続けられることです。
→健康づくりにおすすめの北区ウォーキングアプリ「あるきた」をのぞいてみよう。
●食事
・毎回野菜を食べよう!と意識してきた。野菜が食卓にないと子どもが物足りなさそうにしている。家族の意識も変えられると知った。これからも家族みんなで健康に過ごしたい。(30代)
・20代頃の自分に食べ過ぎるなと言いたい。ラーメンandチャーハン、とんかつandミニそばのような組み合わせに目がなく、量を重視する食べ方をしていた。今、コレステロール値が悪い。(40代)
▽はじめの一歩
毎食、野菜を食べよう。
野菜のチカラで、高血圧、高血糖、メタボなどの予防が期待できます。まずは、今よりあと一皿多く野菜を食べてみましょう。
→区民の皆さんの野菜摂取を応援する「東京北区マイベジプロジェクト」をのぞいてみよう。
●歯科
・近所に信頼できるかかりつけ歯科医があるおかげで、しっかりメンテナンスができ、良い状態を維持できるようになった。(50代)
・歯の健康への意識が低く、定期健診を受けていなかった。妊娠、出産で口の中の状態もとても変わったので、良い状態にしておいたほうがいいと思った。(30代)
▽はじめの一歩
かかりつけ歯科医を持ち、定期健診を受けよう。
~歯科の定期健診で何が分かるの?何をするの?~
(1)むし歯になっていないか。
(2)歯周病になっていないか。
(3)“磨いている”から“磨けている”歯みがきのやり方
◎歯のクリーニングについて
歯の汚れを機械などを使って除去することで、むし歯や歯周病に罹りにくくなります。
→北区の歯周病検診を受けよう!定期健診と併せて、歯のクリーニングも受けよう。
生活習慣病予防については、北区ホームページもご覧ください。
◆禁煙治療費助成事業
喫煙はさまざまな病気の原因となる生活習慣です。この機会に禁煙にチャレンジしてみませんか。
TDSニコチン依存度テストについては、北区ホームページをご覧ください。
対象:区内在住で、禁煙を希望する方(現在治療中の方を除く、年度内1名1回)
内容:禁煙治療(外来・薬局)にかかった自己負担額、上限1万円。ただし、妊婦や18歳未満の者を含む世帯の場合は上限2万円
※健康保険等で禁煙治療を受けられない医療機関もあります。
定員:150名(申込順)
申込み:郵送、ファクス及び窓口で申込(妊婦を含む世帯の場合は、登録申請時、母子手帳または母子手帳の表紙の写しをご持参ください)
問合せ・申込先:
王子健康支援センター 東十条2-7-3 北区保健所1階(9月1日より当面の間、赤羽会館6階に移転しています)【電話】3919-7588
赤羽健康支援センター 赤羽南1-13-1 赤羽会館6階【電話】3903-6481
滝野川健康支援センター 西ケ原1-19-12【電話】3915-0184
◆11月10日(水)~16日(火)はアルコール関連問題啓発週間です
過度の飲酒は、肝機能の障害以外にも、がんの発症やアルコール依存症などのリスクを高めます。健康への影響を理解し、過度な飲酒はやめましょう。
▽北区における「健康づくりに関する意識・意向調査報告書」(平成30年3月)より
1日につき日本酒にして3合以上の飲酒の割合
▽適度な飲酒量は、大体「ビール中ビン1本」「日本酒1合」「ウィスキーダブル1杯」などに相当します。また、週に2日は休肝日を作りましょう。
▽女性は男性に比べてアルコールの分解速度が遅いことが証明されています。そのため女性の飲酒量は、男性の1/2~2/3程度が適当と考えられています。
▽アルコールに強い人ほど多量に飲酒する傾向があり、健康障害への対策が重要です。
▽区の取り組み
・健康とアルコールに関する健康教育を推進します。
・アルコールに関する保健相談を推進します。
▽区民の行動目標
・飲酒の影響について正しい知識を持ち、過度な飲酒は控えましょう。
・飲酒をコントロールできない時は、専門家に相談しましょう。下記の健康支援センターでも相談を受け付けています。
問合せ:
健康推進課王子健康支援センター【電話】3919-7588
赤羽健康支援センター【電話】3903-6481
滝野川健康支援センター【電話】3915-0184
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