◆財務書類から分かる区財政の状況
北区では、国が定めた統一的な基準に基づき、3つの範囲で4つの財務書類を作成しています。
「3つの範囲」
(1)一般会計等
(2)全体
(3)連結
「4つの財務書類」
(1)貸借対照表
(2)行政コスト計算書
(3)純資産変動計算書
(4)資金収支計算書
ここでは、令和2年度の全体財務書類のうち、貸借対照表の要旨と指標分析の一部を紹介します。その他の財務書類や指標分析は、「ふるさと北区財政白書令和2(2020)年度決算」でご覧になれます。
※ふるさと北区財政白書は、区政資料室(区役所第一庁舎1階)、図書館、地域振興室のほか、ホームページでご覧になれます。(北区ホームページ[ふるさと北区財政白書]で検索)
▽財務書類
財務書類のうち貸借対照表とは、区が行政サービスを提供するために保有している資産と、その資産をどのような財源(負債・純資産)で賄ってきたかを示すものです。負債は、将来世代にどの程度の負担を残しているかを示しています。
令和2年度全体貸借対照表の要旨(令和3年3月31日現在)(単位:百万円)
※端数調整により、合計が一致しない場合があります。
▽指標分析
北区では、区の財政状況を区民の皆さんへ分かりやすく説明するため、次の指標に着目して分析を行っています。
(1)資産形成度
(2)世代間公平性
(3)持続可能性(健全性)
(4)効率性
(5)弾力性
(6)自律性
以下では、(1)資産形成度、(3)持続可能性(健全性)についての分析を紹介します。
▽(1)資産形成度-北区の資産はどのくらいあるのか-
区民一人当たりの資産額
※各年度3月31日現在の住民基本台帳人口により算出しています。
資産合計:シルバーピア滝野川建設などによる増
北区人口:転出者の増などによる減
↓
区民一人当たり資産額 200万円
▽(3)持続可能性(健全性)-北区の財政に持続可能性はあるのか(どのくらい借金があるか)-
区民一人当たりの負債額
※各年度3月31日現在の住民基本台帳人口により算出しています。
負債合計:退職手当引当金の増などによる増
北区人口:転出者の増などによる減
↓
区民一人当たり負債額 13.58万円
問合せ:財政課
【電話】3908-1105
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