◆10月10日は「転倒予防の日」
高齢者の転倒事故に注意しましょう。転倒事故の約半数が住み慣れた自宅で発生しています。
▽転倒する原因
病気や身体機能・体力などの要因と、転びやすい環境などの要因があります。病気などの要因は、歩く能力・バランスをとる能力の低下や、白内障・緑内障などで視力・視野が低下し足元が正確に見えていない場合、多くの種類の薬を服用しているために、からだがふらつくこともあります。転びやすい環境は、浴室や脱衣所など滑りやすい場所、ベッド・布団など、つまずきやすく、バランスを崩しやすい場所、玄関・階段などです。
▽アドバイス
加齢に伴い、日常生活の中にも転倒事故のきっかけとなる危険性が発生してきます。住み慣れた自宅であっても、転倒予防のために以下のような点に注意しましょう。
1.個人に合った適度な運動を続け、体の機能の低下を防ぎましょう。
2.浴室や脱衣所には、滑り止めマットを敷きましょう。
3.寝起きや夜間のトイレなどで、ベッドから起き上がるときや体勢を変えるときは慎重にしましょう。
4.段差のあるところや階段、玄関には、手すりや滑り止めを設置しましょう。
5.電源コードが通り道にこないように、電気製品を置きましょう。
問合せ:消費生活センター
【電話】5390-1142(相談専用)
相談日時:月~金曜(祝日、年末年始を除く)午前9時30分~午後4時
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