区は、福祉や教育、まちづくりなど区民の皆さんの日常生活に密着した、さまざまな仕事をしています。その費用は、区民の皆さんに納めていただいた特別区民税や国・都支出金、特別区交付金、特別区債などでまかなわれています。これらの収入がどのくらいで、どのような仕事に使われたか、また、区の財産、特別区債の状況がどのようになっているかを知っていただくため、毎年2回、財政状況の公表を行っています。
財政状況の詳しい内容は、北区ホームページにも掲載しています。
(北区ホームページ：[財政状況の公表]で検索)

【補正予算の概要】
11月、2月の区議会定例会で可決された補正予算の主な内容についてお知らせします(△は減額)。

◆一般会計
○11月補正
・シティプロモーション推進費増額　3,920万円
渋沢栄一翁を主人公とする大河ドラマの放映決定などを踏まえ、飛鳥山公園管理事務所を改修するための工事費を計上

・学校施設整備費(小学校・中学校)増額　2億8,470万円
学校体育館への空調機設置について、令和2年夏までの設置完了に向け、未設置の16校(小学校10校、中学校6校)の工事費を計上

・予備費増額　6,000万円
台風第19号により被害を受けた荒川河川敷について、施設の迅速な復旧を図るとともに、不測の事態に備えるための経費を増額

○2月補正
・障害児通所給付費増額　8,044万円
利用実績の伸びなどによる増額

・台風第15号・第19号住宅補修緊急支援事業費　2,100万円
台風により被害を受けた住宅について、災害救助法による支援の対象とならない補修費の一部を補助するための経費を計上

・施設建設基金積立金増額　13億3,158万円
新庁舎の建設などに活用するための基金への積立

・学校改築基金積立金増額　13億5,498万円
今後の改築需要に備え、学校改築事業に活用するための基金への積立

・特別養護老人ホーム等建設費補助費減額　△2億1,656万円
・橋梁維持補修工事費減額　△4億4,261万円
・十条駅西口市街地再開発促進事業費減額　△11億3,631万円
・校地取得費減額　△12億2,187万円
事業の進捗状況などに合わせた減額

○3月補正
・中小企業金融対策費増額　4,313万円

・新型コロナウイルス対策費　3,000万円

・予備費増額　1億円
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、事業活動に影響を受けている中小企業者を支援するための緊急資金の融資あっせんを実施するほか、マスクや消毒剤の購入、学校の臨時休校に伴う子どもの預かりに対応するなど、感染症対策を強化するための経費を計上

◆特別会計
○2月補正
◎国民健康保険事業会計
・一般被保険者療養給付費の減額など　△8億1,699万円

◎介護保険会計
・介護予防通所型サービス費の減額など　△2億5,271万円

◎後期高齢者医療会計
・広域連合分賦金の減額など　△1億5,668万円