区は、福祉や教育、まちづくりなど区民の皆さんの日常生活に密着した、さまざまな仕事をしています。その費用は、区民の皆さんに納めていただいた特別区民税や国・都支出金、特別区交付金、特別区債などでまかなわれています。これらの収入がどのくらいで、どのような仕事に使われたか、また、区の財産、特別区債の状況がどのようになっているかを知っていただくため、毎年2回、財政状況の公表を行っています。
財政状況の詳しい内容は、北区ホームページにも掲載しています(北区ホームページ:[財政状況の公表]で検索)。
【令和2年度予算の執行状況(令和2年9月30日現在)】
予算現額には、令和元年度からの繰越明許費等(その年度内に支出が終わらない見込みがあるものについて、議会の議決を得て翌年度に繰り越して使用できる経費等)が含まれています。
●会計別の収支
●区民負担の状況
令和2年9月30日現在の特別区民税(現年課税分)の調定額(区が収入すべき金額)から区民の皆さんの一人あたり、一世帯あたりの負担額を計算すると、次のようになります。
▽特別区民税の負担額
一人あたり 80,780円
一世帯あたり 143,471円
●区の財産
区民の皆さんが利用する公園、学校、保育園、図書館、区民センターなどの土地、建物や有価証券などをいいます。
●主要5基金の状況
基金とは、特定の目的のために積み立てている区の貯金のことです。
このうち、年度間の財源調整を図るための財政調整基金や、特定目的に充てるための主要な基金(減債基金、施設建設基金、まちづくり基金、学校改築等基金)の残高(令和2年度末見込み)は、516億9,456万円です。
○主要5基金残高の推移(令和2年度は見込み)
●特別区債の状況
学校の改築や区民センター等の施設建設、公園の用地取得などは、一時的に多額の費用を必要とします。これらの施設は、区民の皆さんが長期にわたって利用するものです。そこで、財政負担の年度間調整を図り、その費用を将来の区民の皆さんにも負担していただくという考えのもと、国や民間からの資金を長期に借り入れることがあります。これを特別区債といいます。
特別区債の借入残高(令和2年度末見込み)は、286億5,750万円です。
○特別区債残高の推移(令和2年度は見込み)
問合せ:財政課
【電話】3908-1105
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