• 今日16/14
  • 明日22/15
文字サイズ

花*みどり やすらぎコーナー

11/30

東京都北区

◆公園のセミを見るだけでどんな環境か分かる?
7月になると、セミの大合唱が聞こえてきます。セミたちにはそれぞれ好きな環境があることを、皆さんは知っていますか。
区内に生息するセミは、主にニイニイゼミ、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシの4種類です。ニイニイゼミは土壌が湿っている環境を好むため、大きな池などの水辺がある場所で多く見られます。アブラゼミとミンミンゼミは、ある程度乾燥した場所で生活ができるので、都市部の公園でもよく見られますが、アブラゼミの方がミンミンゼミより土が湿った場所を好みます。ツクツクボウシは踏み固められていない柔らかい土を好むため、人が立ち入れない場所が必要です。
このようにセミの種類からセミのいる場所がどんな環境なのか、簡易的に知ることができます。自然ふれあい情報館がある清水坂公園は、数が多い順にミンミンゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、ニイニイゼミなので、「土壌が少し乾燥気味だが人が立ち入れない湿った場所もある公園」というのが分かります。セミの声を聞いたとき、今回の話を思い出してみてください。いつもの散歩も一味変わってくるのではないでしょうか。
自然ふれあい情報館

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

       

北区より市民のみなさまへ大切な情報をいち早くお届けします。 広報プラス 北区ニュース

MENU