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田端文士村記念館企画展 友情から生まれたもの 文士村の青春アンサンブル

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東京都北区

~芥川龍之介 田端転入110周年記念~
日時:6月8日(土)~9月21日(土)午前10時~午後5時(4時30分最終入館)
※休館日を除く
休館日:月曜(祝日の時は火・水曜)、祝日の翌日(土・日曜の時は翌火曜)

大正時代後期、文壇で活躍する作家たちが田端に集まり文士村は最盛期を迎えました。その中で、友人や後進を誘引し文士村形成へと大きく貢献したのが芥川龍之介と室生犀星です。
本展では、彼らが携わった雑誌『新思潮』『感情』『文藝春秋』『驢馬(ろば)』や、初版本、直筆の合作作品、寄せ書きなどを紹介します。若き文士たちが田端で育んだ友情物語をご堪能ください。

■5つの見どころ
◇(1)〔初公開〕芥川の俳句は全集未収録の新発見?!
田端の料亭・天然自笑軒(てんねんじしょうけん)での親睦会の様子を描いた画賛幅

大正12年晩秋頃
画・岸浪静山(せいざん)
句・芥川龍之介、室生犀星、永見徳太郎、渡辺庫輔(くらすけ)

◇(2)〔新収蔵〕100年の歴史で唯一の田端発行号
大正12年、菊池寛が創刊し現在まで続く雑誌『文藝春秋』。芥川は創刊から2年間にわたり、巻頭に作品を載せた。

雑誌『文藝春秋』大正12年11月号

◇(3)田端文士が一堂に会した雑誌
当時無名であった堀辰雄、中野重治、窪川鶴次郎が、芥川や犀星の後ろ盾で発行した詩誌。大正後期、田端文士村最盛期を示す象徴的な資料。

雑誌『驢馬』大正15年5月特大号

◇(4)芥川と菊池のコラボ作
芥川は河童図を、菊池は「日本古来の藝術文化」と揮毫(きごう)した合作の色紙

河童図クリップも販売中!

◇(5)芥川龍之介の著作装幀(そうてい)原画
芥川の死後、遺稿などをまとめた『西方の人』の表紙には、親友で画家の小穴隆一により芥川愛蔵の「マリア観音像」が描かれた。

■河童忌2024 特別講演会
「書斎『澄江堂』を大解剖!-芥川龍之介の書斎再現に向けて-」
日時:7月24日(水)午後2時開演
内容:令和8年度開館予定の(仮称)芥川龍之介記念館では、田端の旧居跡地に書斎『澄江堂』が再現されます。芥川のお気に入りの愛用品を、夏目漱石や室生犀星らとのエピソードと共に同館研究員が紹介します。
定員:100名(抽選・全席自由)
申込方法:往復はがき(「その他のお知らせ」の「はがき等の記入例」参照。1通2名まで。全員分の名前も記入)または本紙1ページの二次元コードで、7月1日(月)(必着)まで

問い合わせ・会場・申込先:〒114-8523 田端6-1-2 田端文士村記念館K係
【電話】5685-5171

■(仮称)芥川龍之介記念館 クラウドファンディング受付中
詳しくは本紙1ページの二次元コードから

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